ザック・エブラヒム

アメリカ・ピッツバーグで、エジプト人の父とアメリカ人の母の間に生まれる。
父エル=サイード・ノサイルは、88年頃からイスラムの過激思想に傾倒し、ユダヤ防衛同盟の創設者メイル・カハネの暗殺(90年)と世界貿易センター爆破事件(93年)の両方の事件に関与。殺人罪の終身刑で服役中。
父の逮捕後、父との関係を絶つために「ザック・イブラヒム」に改名。2014年、TEDの舞台で、テロリストの息子であることを告白し全米の注目を集める。
同年、著書「The Terrorist’s Son」を発表。現在は講演などを通じてテロ撲滅と平和を訴える活動を続けている。